潮風の香りの歴史ロマン! 黒潮洗う南国の砂浜に記された欧米人の足跡。読みやすい珍しいエピソードを満載!
キーワード             : 国際性、地域性、薩摩。
登場する主な地域 : マカオ、広東、バタビア、上海、長崎、鹿児島、横浜。

波うちぎわのSatsuma奇譚
宮澤眞一著 B6判 196頁 1575円(税込み)
筆者のひとこと: イマカドさんの輪転機が廻り、山積みの印刷紙の僅かな隙間に、軽快に動くヨシコサン。下駄履きの女の子が二人、足元を走り廻る。事務室のパソコンの前には、難しそうな表情で画面に見入り、時々口を尖がらす主人が座る。来客ですよ、というので立ち上がれば、力士「寺尾」の兄貴分と思われるほどの大男である。筆者の目に映った地方出版社は、こんな風情であり、常に変わらない。文春新書の一冊『史実を歩く』の中で、作家の故吉村昭先生は、同じ出版社に出向いて下さったときのことに触れておられるが、きっと同じように賑やかなシーンを目の当たりにされたと思います。いつも二人三脚、今回も素敵な一冊を作っていただいた。